今回紹介する本はこちら!
今回は、コントラストの原理について紹介します。
これは、二つのものを順番に見せられた時、その違いをどう感じるかに影響を与える原理です。
例えば、車を買ったことがある人はわかりやすいと思います。
車を買うことは、かなり勇気をもって買いますよね。
200万円前後のお金をはらうので、その後のオプションがやすくかんじてしまう。200万円から比べたら・・・などおもい、数万円もするオプションを簡単に決めてしまう。
このようなこともコントラストの原理です。
こんな経験ないでしょうか?
家を借りる際、賃貸会社に部屋を見せてもらった時に、最初の家はこ汚くて、住みたくないと思えるような部屋をみせられる。
その次の部屋は、少し良い部屋を見せられる。
そうすると、2個に見せられた部屋が、なんだか良い部屋のように感じてしまう。
よくある手口ですが、コントラストの原理等を利用した心理作戦です。
以外とひっかかるんですよね。
私も若い時はひっかかりました(>_<)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
心理学とか言われると敬遠してしまいますが、世の中の行動は、この影響力の武器を利用して商売をしていることがほとんどであり、そして、私たちは影響を受けて、誘導されています。
私たちも気分が良ければ、それでよいのですが、悪用する方もいます。特に物件を選ぶときは要注意です。
もっといろいろな影響力の武器を使った、私たちではなく、自分たちが売りたい物件を売りつけようと狙っています。
一度読むだけでもためになりますよ。
ケアマネジャーの仕事でも応用できます。
一度、悪いデイサービスを見せてから、良いデイサービスを紹介する。なにか悪いものサービスをみせてから、良いサービスを紹介するなど、応用が簡単にできます。
カチッ・サー反応とかけあわせてもよいです。
困難事例と思えるような方に良い方向に導くために、うまく利用してくださいね。