第1の習慣
自分がしっくりくる手帳を持ち、時間管理をする。
これを習慣化することで、
・手帳の使い方を知ると仕事・自分が変わります
・時間管理の使い方が変わります。
効率化の土台となる部分です。その為、すぐに実感が持てません。長期的に効果を発揮します。
手帳を使うデメリットから伝えます。
すぐに実感ができない為、手帳を使うことをやめてしまう方が多いです。ここが、最大のデメリットです。
具体的な習慣方法について解説していきます。
まず初めに手帳はアナログがよいか?デジタルがよいのか疑問を持つ方もします。
私も迷いました。私個人の結論はアナログの紙の手帳をオススメします。
理由は、紙の方が柔軟性があることです。また、どこにでも持ち運びができ、どんな時でも確認することが簡単です。自分の働くスタンスが変わった時(立場変わった時)や気分を変えたい時など、変化を求められる際に記載方法など、すぐに変更ができるからです。
私たちは、経験値があがると一般職から主任職、課長職などへステップアップしていきます。こんな時にアナログは優れています。
紙手帳のメリット
・仕事内容の変化に合わせて、すぐに使用方法を変更できる。
・自分の好みのペンを使用できる。
デジタルのメリット
・自分のスケジュールをまわりとすぐに共有したい環境の場合もよいです。
・同じ仕事内容はコピペで楽。
・他のツールと連携することで、他の仕事の作業量を減らせる可能性がある。
仕事が決まっており、今後数年間は変化しない場合にとても良いです。また、自分のスケジュールをまわりとすぐに共有したい環境の場合もよいです。
また、PCに詳しい方であれば、デジタルでよいと思います。
紙手帳のデメリット
・同じ業務内容は何度も書かないとならない。
・他者との共有ができない
・書き慣れるまで、ストレスになる。
デジタルのデメリット
・自分の仕事やルール変更時にすぐに書式を変えられない。
・通信できなくなったら、自分のスケジュールも確認できない。(震災時等)
PCが不得意の方は、使用しないほうが無難です。入力方法を覚えるのにすごく時間がかかることもあります。この場合は、紙の手帳を選びましょう。
紙の手帳はどんなものがよいのか?
手帳の使い方は手帳の形によって、かなり変わります。しかし、その根本は変わりません。
そこが理解できると、どんな手帳でも利用できます。でも、自分の感覚にあったものを使用することが大事です。
初心者が手帳を選ぶ時の2つのポイント
・見た目で自分が使いたいと思う手帳を選ぶ
・書きやすいと思う手帳を選ぶ
まずは、ここだけにポイントを絞って購入しましょう。
書き続ける為の工夫
・書くことに飽きないようシールや色を変えたりして、記入する。
・プライベートも一緒に記入してみる。
・悩まず、なんでもいいから書いてみる。
手帳に書くことを習慣化することが大事ですので、内容は二の次です。自分が書いたらよいと思うことをどんどん書きましょう。
習慣化することで時間管理の使い方が変わります。
時間は有限です。
仕事の時間には限りがあります。
1日 24時間
仕事は8時間の所が多いでしょう。この8時間をどうやって活用するか?
その時間を有効に活用出来るか否かで仕事スキルに差がつきます。
時間管理をする4つの手順
1 月間スケジュールから管理をしよう。
まずは、月末に来月の予定をざっくりと書きこみます。
ここで、重要なのがざっくりと です。
ここで、細かく書いていこうとすると続きませんよ。
具体的には、月間の所に○○家 訪問、○○様のサー担(サービス担当者会議の略)というように書きます。
事業所によっては、行事があり夏祭りで参加しなくてはならないこともあるでしょう。そういった、ことも書き込みましょう。
2 月間スケジュールをもとに週間スケジュールに落とし込もう
月間で書いたざっくりとした計画をもう少し具体的に落とし込みます。
週には、ある程度の時間帯になにをすべきか書きます。
例えば
月間スケジュールに、定期面談と書いていれば、その定期面談を週のどの日にちで何時に行うのかわかるように書きます。
3 週間スケジュールから、日単位に落とし込もう。
週間スケジュールにいつに行うかまで書いていただきましたが、そこから、なにを書けばよいかという疑問があると思います。
ここから大事なことを伝えます。
日単位に書き込むタイミングは、当日、出勤時です。
やるべきこと
・今日までに終わらせないとならない仕事と締め時間を書く。
・急遽変更となった業務がないか再確認する。
当日の退勤時間にやるべきこと
・本日行った業務がどの程度、時間がかかったのかを赤ペン等で記入すること。
例えば、14:00からサービス担当者会議と書かれていた場合、終了したのが、15:00だったとしたら、この会議は1時間かかったので、スケジュール表に60分と記入しましょう。
もう一つ大事なことを伝えます。
計画の中に『調整時間』を設けましょう。
全くはじめての仕事の場合、計画通りに進まない事は普通のことです。
経験を重ね、完璧に近い計画をたてていくことができますが、計画通りに完璧に進められる事は稀だと思います。
必ず何か『想定外』のことが起こります。なので『想定外』を『先に想定しておくこと』が大事です。
しかし、いきなり時間管理をしようと思ってもなかなかできません。ですので、最初は実際に行った仕事が
どのくらいかかったのか、後から手帳に書いていきましょう。
そしたら、だんだん時間管理を上手になっていきますよ。
4 年間スケジュールを書こう。
今まで、月間スケジュールを書きこんできました。その集大成として、年間スケジュールを記入します。
具体的には年度末に、来年度、やるべきことを年間スケジュールに落とし込みます。
去年をベースとして書き込むことが大事です。
6月に行うべき業務があれば、6月の所に夏祭り参加 とか、ケアマネ総会参加 等と記入していきましょう。
年間スケジュールから書こうとすると、やる気ゼロになりますので、注意してください。
ですので、まず最初は、その週や月、またはその日のスケジュール管理から始めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
第1の習慣といっても、かなりのボリュームですよね。
土台となる部分ですので、どうして、このくらいの量になってしまします。
最初に伝えましたが、書くことを続けることが重要です。ここは忘れないでください。
まだ、書ききれない内容がありますが、そう言ったことを知りたい方はぜひメッセージ下さい。
特に、書くことが続けられないって方は、ぜひメッセージを送って下さいね。
全体の習慣については、下記リンクを参照してください。
手帳の使い方を知ると仕事・自分が変わります。
手帳を使うことで、自分が思うような人生を歩めます。結果、幸せな暮らしが実現できます。
どのような手帳の使い方をすべきか?
本気で幸せな暮らしを実現させたいなら、手帳を『スケジュール管理』だけに使うのはやめましょう。
といっても、スケジュール以外に何を書けば良いの?と思いますよね。
具体的には、
計画や目標、目的。振り返りや次の課題を書くなど・・・。
これらの項目を意識して書くことで仕事がスムーズに進むだけでなく、仕事の本来の目的を見失うことなく、質のいい仕事ができるようになります。その延長線上に幸せな暮らしが待っています。
このことをお話すると、「そんなことできない」という声が聞かれます。
ですので、私はこう言います。
ちょこっと書くだけから始めようと・・・。
でも、「ちょっと大変そう。。。」と言う方もいます。
最初はそう感じますよね。
でも、ちょこっと書くだけです。それだけで仕事が変わり始めますよと伝えます。
『ちょこっと』気楽に始めて、『しっかり仕事に活かしていく』
その、ちょこっとが、仕事の質を大きく変える第一歩です。
仕事・自分が変える 3つの習慣
1 月初めや年度初めには、目標・目的を書こう
手帳の1ページ目に目的や目標を書く。または紙をはる。
目標や夢を達成するために実際に動く事は難しく、日々の忙しさに忙殺され、その場・その時限りの業務になりがちです。
仕事の目標や、仕事の目的を明確にし、記入しておくことで、常に自分は何のために仕事をしているのかを考えながら進めることが出来ます。
目標を無理に堅苦しく考える必要はありません。
『自分のやりたいこと』くらいの気軽な事から始めると良いと思います。
この目標や目的は、仕事でもプライベートのことでもよいです。
ですので、仕事を始めたばかりだから仕事を覚えてこなすだけで精一杯なんてときは、その日のうちに達成できる目標で、「電話対応でメモを取りながら電話する」なんて目標はいかがでしょうか。
決められたことをこなすだけでOKな仕事だとしても『何分でこなせるか』『何件できるか』も目標になります。これって、すごく大事です。でも、これって、できる人が少ないんですよね。
2 その日やその週の振り返りを書こう
手帳の週間スケジュールの所に、実際に行った業務やプライベートの振り返りを書くということです。
これを書くと月末に今月、自分がどんなことを頑張って、その時にどう思ったのか振り返ることができます。
そうすると、来月はこんなことを目標にしようという発想が生まれてきます。
時には、目標を立てたけど、全然、やってなかったという結果もわかります。また、自分が苦手なことや目標にしても、なぜかやろうとしないことがはっきりとわかるようになります。
3 書けば叶う
思いを心の中で思っているだけでは、なかなか実現しないです。
紙に書く出すことで、意識することができ、思ったことが現実化しやすくなります。
思考は現実化するの法則が働きます。
これは、長期戦になることが多いので、あきらめず書くことを続けることが秘訣です。
まとめ
介護はケアプランという計画書の上でなりたっていますので、そもそも計画書は存在しており、その計画(スケジュール)を実行しつつ、PDCAにて評価を行っていきます。
ケアマネは、必須です。それが仕事となっています。
自分のことを管理できずに他者のケアプランを管理できるでしょうか???
他人にお願いすることは自分ができないといけませんよね。
さあ、手帳を買いに行きましょう!!
全体の習慣については、下記リンクを参照してください。