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福祉の仕事(介護業界) 介護支援専門員(ケアマネージャー)になろうと思った時に考えることとは??なにを調べればよいかわからない方へ。

これを読んだら、自分にあった施設がわかります。

就職した後のケアマネージャーの状況もわかります。給料体系のざっくりとしたこともわかります。

  

通常であれば、仕事をしながら勉強をして、試験を受けて合格する。そして、ケアマネとして働くかを決める流れが一般的です。それで考えていきます。

 

一つ目のケースで、今の職場でケアマネになりたいけど、どうしても職場で雇ってもらえないケースを考えていきます。このような場合、違う職場を探さないといけませんよね。それか、今仕事しているケアマネが早く辞めることを祈るか???

後者はありませんね。前者で考えていきますよ~。

ケアマネといっても働けるところは様々であり、働く種別によって勉強内容も変わりますのでそこから覚えていきましょう。

 

居宅支援事業所のケアマネジャーの場合。

世の中でいうケアマネジャーはこれにあたります。

ですので、基本は居宅支援事業が職場となります。あと、もう一つ、包括支援センターも職場対象です。

さて、この違いですが、大雑把にいうと、居宅支援事業所は要介護1~5の方のケアプランを作る。包括支援センターは要支援1・2の方のケアプランを作ることです。そして、ケアプランの様式も違います。これは勉強済みですよね?

ですが、居宅支援事業所でも要支援1・2のケアプランを作ることも可能です。ここがややこしいのですが、これは事業所によって違いますよ。(だいたいの所は、対応していると思います)しかし、包括支援センターが要介護1~5の方のケアプランを作ることはありません。(私は聞いたことがないです)

 

ここで、分かれ道です。

居宅介護支援事業所は、介護1~5と要支援1~2のケアプランを作り、訪問作業等を行います。

包括支援センターは、要支援1~2の方のみ対象ですが、それ以外にも困難事例への対応等、いわゆるケアマネージャーのイメージにはあまりないことを行います。

もう少し説明すると、元気な介護保険を使わない高齢者の相談や、その他地域の高齢者問題のすべて、そして地域のケアマネージャーたちの相談も受ける機関です。

高齢者のよろず相談所のような役目を果たします。

いわゆる主任ケアマネージャーレベルの人が働く場所ですので、始めてケアマネージャーを行う方は避けた方がよいでしょう。

 

ですので、初心者は居宅介護支援事業所を考えましょう。

次に考えるのは単独で行っている事業所なのか、法人や株式会社が行っている事業所なのか??です。

これ、結構重要ですよ!!

結論は、法人が経営しているところがよいです。その理由を解説します。

 

まずは、単独事業所での仕事面や経営面を考えていきます。

単独なので、居宅支援事業所でお客さん=担当件数×人数=収入となります。担当件数は上限が決められていますので、1ヶ月の事業所にはいる収入は計算したらすぐにわかります。

また、お客様の介護度によっても収入は変わります。介護度5が一番高く。介護度1が一番低いのです。ですので、介護度5の方がたくさんいたら収入は増えますが、当然仕事量も増えます。

 

介護保険制度は、基本は3年に1回改正されますので、収入も変更があれば増減しますので、いつまでも、同じ金額がもらえるとも限りません。増えるかもしれません。国が決めた金額となる為、今後の給料がどうなるかはわかりません。

仕事面です。立ち上げた上司がよければ、すごい良い事業所となります。

まーー、単独で立ち上げた方は、かなりの志をもっているますので、すごく勉強になる上司だと思います。

ケママネとして、力をつけたい方は、単独事業所が近くにあれば就職してよいと思います。その分、かなり大変というか、働く側も大きな志をもっていかないと働き続けるのは難しいでしょう。単純に力をつけたいとの思いだけでは、耐えられません。

 

次は、法人や株式会社の場合を考えていきます。

基本は、様々なサービスを展開しているはずです。

ですので、基本併設されている事業所が多いでしょう。

収入面では、併設事業所とあわせて経営していきますので、居宅支援事業所の単独型よりは収入面は安定します。居宅支援事業所で赤字でも、他の事業で黒字をだして、全体で黒字化させているところが多いように思えます。

経営面から言えば、単独事業所よりも安定します。

 

仕事面では、そこ独自の縛りがあったり、会議が多かったり、行事への参加をしなければならないなど、ケアマネージャー以外の仕事がどうしても多くなる傾向があります。

ケアマネージャーとしては、複数人のケアマネージャーがいることや事務の方がいて、サポートを受けやすかったり、直接仕事をフォローしてもらえる環境が整っているところが多いです。

ざっくりと話してみました。それだけではないですが、だいたいこんな感じなのかーと思っていただければと思います。

 

私の結論は、初心者の方は大きめの法人で、様々な事業を展開しているところで働くことをお勧めします。

 

 

ケアマネージャーが働ける場所から、考える。

 

小規模多機能型居宅介護のケアマネージャーの仕事

 

居宅支援事業所のような仕事と施設のような仕事がミックスされた業務を任せらえる職場です。ですので、純粋にケアマネージャーとして働きたいと思っている方は避けた方がよいでしょう。

介護業務も携わりながら、ケアマネージャーとしても働きたいと思っている方にとってはよい職場となります。でも、求めらえるレベルが高いので、全くの初心者は難しいと思います。

 

どんな仕事があるかというと、どんなサービスを利用するかを考えますが、利用できるサービスは自分の事業所のサービスを受けることとなる為、デイサービスとヘルパーを利用したいとなれば、その利用日に利用できるかも同時に考えて提案しなくてはなりません。

ショートステイも同様です。

ケアマネージャーは、職員配置のことも考えながらサービスを組み込んでいくという、難しいことが要求されます。

最初に就職するのは避けた方がよいでしょう。ただし、大きい法人で、相談できる人がいる場合は、良いと思います。

 

 

介護老人保健施設

 

老人保健施設内のケアマネージャーとして働くことができます。施設規模が大きいので、初心者にはオススメです。

 

施設内のケアマネージャーですので、そこ独自のルール等を覚えていくことが必要です。また、ケアプランを作っても実行してもらえるかはケアマネージャーの力量次第です。

居宅支援事業所の場合は、基本実行してもらえますが、施設の場合は、そう簡単にはいきません。この辺が苦労するところですが、初心者が覚えていくにはよい所です。

 

介護老人福祉施設

 老人保健施設と同じですね。

  

 

特定施設入居者生活介護についてです。

 

施設は施設なのですが複雑であったり、株式会社が多いので、ケアマネージャーとして働くことが難しい部分もある為、初心者は避けた方がよいでしょう。時々、ケアマネージャーが多く在籍しているところであれば、よいのですが、、、。

基本的なスキルを得てから働くことをお勧めします。

 

 

認知症対応型共同生活介護についてです。

 

社会福祉法人が経営しているところであればお勧めしますが、できれば、最初に勤めるには不向きだと私は考えていますが、介護も好きでケアマネのこともしたい!!と思っている方にはおすすめしますよ(*^^)v

 

グループホームのことです。ここは、介護の実務をしながらケアマネとしても行うことがベースとなります。(ケアマネ業務しかしないところは聞いたことはないですね)少人数で、利用者のこともわかるので仕事がしやすい反面、グループホームも株式会社が多いので、独特な考え方のところが多いイメージです。ですので、そこで得た介護の知識やケアマネ知識は他のところでは通用しないことも多いと思われます。

 

いかがでしたか?

上記の内容から、自分はどこに適しているか少しイメージがついたでしょうか?

ベテランの方であれば、業務内容よりも拘束時間はどのくらいなのか?で考えていくことが大事ですが、初心者は、まずケアマネとして育ててもらう気持ち。指導をしてもらえる職場を優先して就職先を決めましょう。

ちなみに、自分の職場ではケアプランもしっかり作れているから、違うところでも大丈夫!!と思うのは危険です。

世の中そんなに甘くありません。特にグループホームや特定施設入居者生活介護で働いていた方は要注意。

転職するなら、初心者目線で行き先を決めることをお勧めします!!