介護福祉士の養成校を卒業した人に対する国家試験の義務付けについて、既存の経過措置を延長する形で5年間先送りすることも盛り込まれている。これで正式決定。
今回の改正法では、この既存の経過措置を2026年度まで更に5年間延長する。最大の理由は留学生の増加だ。今や養成校に入学する人の約3割(2019年度)を占めており、今後も増えると期待されている。 大半の留学生にとって国試はハードルが高い。予定通りに義務付ければ多くの貴重な戦力を母国へ帰す結果を招く、という懸念の声が現場の関係者からあがっていた。また、留学生が来なくなってしまうと養成校の経営は壊滅的な打撃を受けることになる、との指摘も少なくなかった。
とのことです。