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東京医師会が介護施設等のコロナウイルス感染症の対応フローチェックリストを改訂しました。

医師会から、このような対応フローがだされると、対策を考えるうえでかなり参考になりますよね。

 

今回は入所系をとりあげます。

新型コロナウイルス感染疑い発生時の対応チェックリストがありますので、これにそって、各施設の状況を加えていくとよいです。

 

①情報共有・報告
□新型コロナ受診相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)
平日概ね 9 時〜17 時:各保健所/土日祝日・夜間:合同電話相談センター 03-5320-4592

ここは、各地域で違うので、変更をかけましょう。


□施設長等、施設内(事業継続の判断)

ここも、指示系統が違うと思うので、具体的にすべきです。図にするとわかりやすいですね。


□指定権者(東京都または区市町村)、保険者(区市町村

ここも各地域で違うので、事前に確認しましょう。


□医師(担当医・主治医・配置医・産業医等)

□家族等

 

②消毒・清掃(利用した部屋や共用スペース・使用した物品)
□手袋を着用し消毒用エタノール液で清拭、または次亜塩素酸ナトリウム液で清拭・水拭き・乾燥(次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧は有害で危険)

ここは、見解がわかれるところですね。嘱託医や産業医に確認することが重要です。

 

③濃厚接触者した利用者・職員の特定(発症 2 日前以降で総合的に判断)
□同居あるいは長時間の接触(車内等を含む)があった者
□感染防護(マスク等個人防護具)なしに診察・看護・介護した者
□感染予防(マスク・手指消毒等)なしに目安 1 メートル以内で 15 分以上接触があった者
□痰・体液・排泄物等の汚染物質(ティッシュ・タオル等)に直接触れた可能性の高い者

上記はあくまで例えばであるので、各施設や各地域の保険者や保健所に助言を仰ぎ、チェックすべき状況を把握しましょう。そして、疑いのある方いたら、すぐに確認できるように各職員に指示をだしておきましょう。

 

④濃厚接触した利用者への対応(PCR 検査等)
□原則として個室に移動、生活空間・動線の区分け(ゾーニング

私は、ゾーニングというは、知りませんでしたが、簡単に言えば、空間を分けることです。施設の平面図に色分けしていく。感染者がでて、蔓延の可能性が高い所は赤にするとかです。


□担当職員を固定
□換気 1 時間に 2 回以上数分間二方向の窓を全開(個室・共有スペース等)
□職員は使い捨て手袋・マスクを着用
(利用者がマスク着用できなければ、使い捨てエプロン・ガウン等を着用)
□ケア前後の手洗いまたは手指消毒の徹底
(手洗いや手指消毒の前に自身の顔(目・鼻・口)を触らない)
□体温計等の器具は、可能な限り当該利用者専用
□来訪者との接触制限

 

⑤濃厚接触した職員への対応(PCR 検査等)
□自宅待機 10 日間(保健所の指示に従う)


⑥施設出入り者の記録(常時)
□職員
□面会者
□業者

特に、外部の人ですね。これはしっかりと記録をとるようにしないといけません。紙を用紙して書いてもらいましょう。

 

【濃厚接触した利用者への個別ケア】
(i)食事の介助
□原則として個室
□食事前の手洗い
□食器は使い捨て、または専用にして洗剤で洗い熱水消毒か自動食器洗浄機(80℃ 10 分間)
□器具等は洗剤で洗い熱水消毒か次亜塩素酸ナトリウム液に浸漬後洗浄


(ii)排泄の介助
□使用するトイレは専用
□おむつ交換は手袋・マスク・使い捨てエプロンを着用
□おむつ処理は手袋を着用しビニール袋等で密封・廃棄後に手洗い
(介護老人保健施設・介護医療院・介護療養型医療施設等では感染性廃棄物として処理)
□ポータブルトイレの場合は使用後に次亜塩素酸ナトリウム液で消毒


(iii)清潔・入浴の介助
□介助が必要な場合は清拭
□個人専用の浴室で介助なく入浴ができる場合は入浴可
(iv)リネン・衣類の洗濯
□熱水洗濯機(80℃ 10 分間)で処理・洗浄後乾燥、または
次亜塩素酸ナトリウム液浸漬後洗濯・乾燥
ティッシュ等のゴミ処理は手袋を着用しビニール袋等で密封・廃棄後に手洗い
(介護老人保健施設・介護医療院・介護療養型医療施設等では感染性廃棄物として処理)

 

上記内容は、インフルエンザ等の感染症のマニュアルが各施設であると思いますが、コロナウイルス対策としてのマニュアルを作るとよいですね。接する際の対応はほとんどかわらないと思います。


【感染確定後の対応】
□感染職員は休職扱い(休業補償・労災保険の適用等の検討)
□濃厚接触者の PCR 検査(保健所の指示による)
□濃厚接触した職員の自宅待機指示
□家族等への継続的連絡
□定期的な医療派遣
□衛生・防護用品の確保(マスク・エプロン・ガウン・手袋・消毒用エタノール液等)
区市町村及び東京都への事故報告書提出

サイトアドレス

https://www.tokyo.med.or.jp/wp-content/uploads/application/pdf/flowchart-checklist20200618-1.pdf

 

以上になります。参考にして見て下さい。

 

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