小規模多機能型居宅介護についてです。
これは、少し面倒な枠組みのサービスです。
ケアマネは介護保険制度創設時は、自宅で過ごしている方は、居宅支援事業所のケアマネが担当。施設に入所した場合は施設のケアマネが担当となります。ですので、施設に入所した方は居宅支援事業所のケアマネは担当できません(-_-;)
これって、案外知られていないんですよね( ゚Д゚) ガビーーん( ゚Д゚)
介護保険制度開始時はなかった事業所です
その後、小規模多機能型居宅介護が作られたのですが、なぜ作られたか??
簡単に言えば、もっとできるだけ自宅で過ごせるようにするにはどうしたらよいか?
もっと大胆に言えば、自宅で看取りまでサポートできないのかを考えた中で出来上がった事業所であります。
この、小規模多機能型居宅介護は、その事業所でデイサービスやヘルパー、ショートステイを同じ職員が
支援することができ、顔なじみの関係となり、より細やかなケアができ、自宅で暮らせる期間を
長くなるということを目的として作られました。
それを実現するには小規模多機能型居宅介護に配置されたケアマネしか担当できないこととなりました。
ですので、自宅で暮らしてはいますが、小規模多機能型居宅介護を利用することとなったら、
小規模多機能型居宅介護に配置されているケアマネが担当することとなります。
これは、施設と同じです。
でも、ややこしですよね*1
その後、小規模多機能型居宅介護に看護師も配置できる看護小規模多機能型居宅介護ができました。
なんだか、難しくなりました。。。
小規模多機能について、経営的な側面も理解していかないといけません。訪問と泊りのバランスも考えないといけませんので、この本がおすすめです。
*1:+_+